高齢者への治療

当院では、オーラルフレイルへの対策を重視した治療を行っています。
オーラルフレイルとは、お口の機能が少しずつ低下したり、食生活に偏りが出たりすることで、身体全体の衰え(フレイル)の一部として現れる状態を指します。唾液の減少や噛み合わせの不具合は、要介護リスクなど健康への影響を高めるため、オーラルフレイルを意識した治療を心がけています。
予防のため、さまざまな取り組みも行っていますので、お口に関して気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。
このような方は
ご相談ください
- むせやすくなった
- 口が乾きやすい
- 食べこぼしが増えた
- 話しにくさを感じる
- 硬いものが噛みにくい
- 食事の量が減った気がする
オーラルフレイルとは

オーラルフレイルとは、お口の働きが少しずつ弱くなったり、食事の内容が偏ったりすることで、身体全体の元気が落ちてくる身体の衰え(フレイル)の一部として現れる状態です。
はじめは、言葉がはっきりしにくい・食べこぼしが増える・むせやすくなる・噛みにくい食べ物がある・口の乾きなど、わずかなサインから始まります。そのため、見過ごされやすく気づきにくいのが特徴です。
年齢を重ねても、人とのつながりや食事を楽しむことは健康に大きく関わっており、歯やお口の機能もその一部です。これらの働きが弱まると、フレイルにつながることが分かっています。
当院が取組んでいること
あいうべ体操
「あいうべ体操」は、福岡県のみらいクリニックの今井一彰先生が考案したお口のストレッチです。口呼吸を鼻呼吸に切り替えるための体操で、特に舌の筋肉を鍛えることがポイントです。最後の「べ~」の動作で舌の力を強化し、口を閉じやすくします。
口呼吸を続けると、咽頭リンパ節や鼻粘膜の不調、口内での細菌増加などが起こり、免疫の働きにも影響します。「あいうべ体操」を続けることで自然に鼻呼吸がしやすくなり、体調の変化を実感しやすくなります。
くっぽちゃんの健口体操(徳島大学発案)
お口は「健康の入り口」と言われ、食べることや話すこと、豊かな表情づくりなど、毎日の生活に欠かせない役割を担っています。
お口の健康を守るためには、「飲み込む力」や「食べる力」を意識して鍛えることが大切です。
首や肩、頬、舌を動かすことで自然とトレーニングになり、機能の向上にもつながります。日常の中で少しずつ取り入れてみてください。
詳しくはこちらを参照ください。
訪問歯科診療について

訪問歯科診療とは、体調やけが、年齢などの理由で歯科医院に通うのが難しい方のもとへ、歯科医師や歯科衛生士などが伺い、治療や口腔ケアを行う取り組みです。
外出の負担を減らすため、ご高齢の方や在宅療養中の方の生活を支える大切なサービスです。
地域の皆さまのお口の健康を守り、日常生活をより快適に過ごしていただけるよう努めています。
